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2011년 4월 29일 금요일

team3 testimony 5

西川大樹です。
お疲れ様!
昨日の朝、無事京都に着きました。

みんなと過ごした日々は忘れられないものとなりました。

あのチームワークがあれば、何でも乗り越えられる気がしました。

以下感想です。


4/11~4/17.2011
東日本大震災ボランティア
宮城県仙台市若林区


「戦地にて感じた事」

宮城県仙台市若林区の普段は目の前に広大な田んぼが広がる団地。

しかし本来の姿とはかけ離れ、見渡す限り家・自動車・巨大な松の木・藁などが見るも無惨な状態で散乱している。
まさにそこは戦場だった。

その現実を上手く現実として理解することが出来なかった。

今回の震災は、日本の中で大いなる自然と戦争が起き、今、復興に向かっていると考えるべき。

国内で戦争が起きれば誰もが関心を持つ。

被害は計り知れない。

無関心が一番怖い。

3.11から1ケ月2カ月と経ち日増しに被害を受けていない地域では関心が薄れていく。

被災地の事を想い同情し遊びを控えろ、と言うのではない。

想像力を掻き立て関心を持ってほしい。

いずれ何かをきっかけに行動へ移すことが出来る。

それだけ現地では手助けを求めている。

いかに長期戦を共に勝ち抜くか考えなければならない。



11人のメンバーで6日間の滞在、4日間の活動を行い5軒のお宅に奉仕させて頂いた。

震災の被害は多くのものを奪ってしまっただけでなく残された人の精神をも襲った。

僕らの出来た事は被災地の復興支援としてはとても小さかったかもしれない。

だが、奉仕を受けた御家族にとってはとても大きなものだ。

やれることをやる。
そうする事で共に喜び共に泣く事が出来る。


土曜日、父と二人で横山さん宅に泊まった夜、父と孝造さん(横山さんの旦那さん(太極拳が得意!))と僕の三人で飯を食いながら僕らはこのあと近くの銭湯に行く予定だと言ったところ孝造さんは「家で入ればいい、酒は飲めるのか。」と言う。「お酒は飲めますけど、迷惑じゃないですか?銭湯行きますよ。」と遠慮気味の我々に「入って行きなよ。今日は飲もう、飲もう。」と顔に笑みをはじけさせながら早速準備をし始め、急遽予定を変更、晩酌を交わすことに。普段一人で夜飯を食べ寝泊りをし、朝から作業している彼にとってあの夜は至福の時間となったようだ。もちろん、共に晩酌を交わすことが出来た私たちもこの上ない幸せを感じた。



「やりたいことがあるから、まだ死ねねーんだ。終わりはないんだよね。」

孝造さんは、会話の中でそんな事を漏らしていた。



泥まみれになった甲斐があった。



生きている僕らが再起する人々の家の泥をかき出す。

生きている僕らが再起する人々の心の泥をかき出す。



西川大樹(立命館大学4年)ノンクリスチャン
Daiki Nishikawa (Ritusmeikan Uni.4) non-christian

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